理系の人の仕事中の弱点

ちまたで噂の開発リーダーは、コードを書きます。
コードって何?と思われる方も多いかと思いますが、
「こうやって動くんだよ。」
というのをコンピューターに指示したりするための暗号みたいなものですね。
このコードを書いているときのリーダーは、とっても面白い。
まず、とにかく集中します。修行僧より集中してるんじゃないか?というくらい集中します。

こういう時は、

「ねぇ。リーダーお昼ご飯の時間だよ!何、食べにいきますか?」
と聞いても
「あっ….。はい…..。お昼ですね。ちょっと待って….。」
と言われたまま。待つこと数十分。もうレストラン混み混みだよー。
最近は慣れてきたので、
「お昼はタイ料理だからね。」
と自分の好きな物を強引に持っていきますが、コードを書いている時は、これでもO.K.
コード書いてないときは、
「えっ?○○にしませんか?」
というふうに反論がきます。

さらにリーダーはコードを書いてるときは声のボリューム調整がおかしくなる。引きこもって書くので、画面に向かって書いているので画面に向かってしゃべっています。リーダーの部屋は私の部屋の後ろにあるので、部屋から、画面に向かってしゃべってる声が聞こえくる。

 OX¢¢§‡⁂とか難しい事をぶつぶつ言ってる中に
「ゆみさん、これってねー。こういうふうにしたほうが。」

ってコンピューターに向かっていってるんですが、声のボリュームが同じなので、私に話してるのかどうか?が、わからない。振り返ってみるとリーダーは画面に釘付け。あっ私じゃないんだ。っておもっていたら、また

「ゆみさん...。」
と呼ぶので
「私、コンピューターの中に張り付いてないし...。こっち向いて話してください。それで独り言も私に話しかける言葉の声のボリュームも同じなので、今のは独り言だったのか?それとも私に話しかけたのか?がわかりません。」
というと

「あっ、そうでした。そうでした。すみません」となります。

そうでした..。って。私がコンピューターの中にいると思っていたのだろうか???

コードを書き始めると、英語も俄然多くなります。なのでさらに注意が必要。

リーダーあのさー私、コンピューターの中にいないから。とりあえず。話しかけるとき、こっちにきて、私の顔をみてから話しかけてくれない?気が気じゃないよ。

とお願いします。こういう時は面白いので、ちょっとおじょくって見たくなります。とりあえず集中するのですが、集中している時は、いつもなら言わないようなことをめんどくさいからか、平気で答えます。

「リーダー、芸能人で誰が好きなの?」
日頃は、
「えっーとなぁ、誰かなー。」
と、のらりくらりと逃げるのですが。コード書いてるときは、
Natalie Portman」とはっきり言います。

彼女はこんな人

えっーレベル高ー。

多分、コードを書いてるときに、リーダーに食材の買い物を頼めば材料がそろう打率は8割に下がるでしょう。2割は購入を忘れて帰ってきそう。

私の友達にコード書いてる旦那に鍋の材料を買いに行ってもらったら、打率3割で白菜と白滝だけ買ってきたそうだ。白菜と糸こんにゃくだけで、何せーって言うねん!!って友達はキレてました。
よくわかる。早く帰ってきてコードを書きたかったんだろう。

世間のコードを書く旦那をお持ちの奥様方。
たぶん離婚届見せても、すぐにサインしてくれるだろうし、ネックレッスの請求書にも、すぐにサインしてくれるでしょう。


そんなある日。私は、ビアードパパのシュークリームが狂ったように食べたかった。
そういう時はリーダーがコードをかいているかどうか?をまず見ます。
冷静な時に聞くとリーダーは
「あれ?ゆみさん、ダイエットするって言ってませんでしたか?甘いもの買いそうになったら、止めてっていってましたよね?」
と冷静で正しい答えが帰ってくるので、コードを書いてる時はチャンスです!こういうときは、
「リーダー!ビアードパパにシュークリーム買いに行くけど、シュークリームはいつものクリームでいいよね」

どうもコード以外は、なにも考えてなさそうで、

「はい。」

ここでハイって言っちゃだめなんだよねー。くっくっくっ....。
けど行っちゃう。
やった!シュークリームゲット!おいしかった!!!