クレームをつける時もやはり理系

私たちの会社から1時間ほど南に下った所にしか売っていない超おいしいアップルパイを手にいれました。

コカコーラの缶(350ml) とほぼ同じ高さ。このパイの中身は全てリンゴ。

アメリカではあたためたアップルパイとバニラアイスクリームを一緒に食べるのがポピュラー。

甘いものが大好きな開発リーダーは、もうニコニコとアップルパイとアイスクリームを食べておりました。
「おいしいですねぇ。これは、本当においしいですねぇ...。」
と寡黙なリーダーが、感想を述べながら食べている。確かにそれくらいおいしい。(笑)

ところが食べている最中に、アイスクリームから、ちいさなプラステックのかけらがでてきた。「異物混入」というものですね。私はすぐに

「あっ!それ、アイスクリーム会社にクレームしたほうがいいんじゃない?アイスクリームが無料で貰えるクーポンが送られてくるよ。」

と言いました。

アメリカでは商品に異物が入ったていたりしてメーカーにお知らせすると、どこのお店でも商品に交換できるギフト券が、数行の詫び状と共に送られてきます。

私は
「やったアイスが無料だ!」と喜んでいると、

待ってください。ゆみさん。

リーダーがアイスクリームの成分表示を見ながら突然話し始めた。

このアイスクリーム66gで140カロリーあります。このアイスの入れ物には、1410gのアイスが入っていますので、トータル約3000カロリーです。
3000カロリーのアイスを食べたとして、そのアイスを消費するためには、6時間半ランニングしないといけません。
ゆみさん、ダイエットしたいって言ってましたよね?本当に6時間半走りますか???? さらに痩せたいのだったら、6時間半走ってもそれはアイスの分のカロリーを消費するだけですので、もっと運動しないといけませんよ。覚悟できてます????

と聞かれてしまった。
  

覚悟できていません!!!

では、無駄にいろいろ頂いても困るのはご自身ですから、やめた方がいいのでは?

たしかにリーダーは正しい。

正しいのだけど....。ここまで正確にいわれてしまうと無料アイスクリーム券も夢となり散ってしまいました。
##けど今書いてて思った。1.4kg入りのアイスってどうなんだろ?