自閉症児とともに・・3700ｋｍの旅 Glencanyon 国立公園〜警報機を鳴らしつづけた私〜

モニュメントバレーの続きの写真です。渡は、動物が大好き。自閉症で生き物が苦手な子供が多いと聞いたので、1歳半で診断をうけた頃から、とにかく、動物がいるところには、わざとでかけるようにしていました。そのせいか、いまでは動物をみると触るか乗るかしないと気がすまない渡。ここでもウマを見つけて、乗りたい、乗りたいの一点張り。寒い中、馬に乗って、ニッコリの彼です。
旅行の途中で立ち寄った　Glen Canyonダムですが、ここでは、自分で写真をとっていないので、インターネットでみつけた写真にリンクさせています。ここの写真にあるダムに行ってきました。アメリカでは、９１１のテロ以来、ダムなどの施設では、驚くほどの警備があります。
ダムの入り口にセキュリティのための金属探知機は、必ずといっていいほどあります。それを知っていた私は、財布だけを持ち、入場しました。なのに、警報機がピーピー鳴ります。セキュリティの人が、ベルトは、していないか？というので、
「あっ！ズボンのベルトだ。」
とその場で、はずしました。それで、再度、とおると、またもや、警報機が、ビービーとなります。
「カギは？」
と聞かれたので、あっ、カギをポッケにいれたままだと思い、カギもだしました。もう持っているものは、すべて預けています。財布もカギもベルトも。なのに、再度そのセキュリテイのところを通ると、またもや、ビービーと音が・・・。結局、隣に、つい立てで、仕切ってある部屋に連れて行かれるために、御用になりました。ずっと待っていた子供たちは、連行される母をみて、まっ青。その別室で、今度はハンディの金属探知機を、全身にくまなくあてられました。すると、どうも胸のあたりで金属音が・・・。そうです。ワイヤーブラの金属が、反応したようです。ブラは安物を買っていたので、それが原因だったようです。
もう穴があったら、入りたかった・・。今度から、ちゃんとワイヤーは、プラスティックを探します。ごめんね。セキュリティのおじちゃん・・。