立ち食いを正しくできるようになった渡

香穂と渡は、クリスマスに大阪入りしたそのときに、たこ焼きとお好み焼きと焼きそばを食べました。今日は渡はラーメンに挑戦。香穂は、イカ焼きに挑戦しました。けど、渡が食べたいといったラーメン屋さんは、なんと立ち食いラーメンでした。東京で、食が細くなっていた渡のために、何でも食べてくれれば・・と思っていた私ですが、これは少し困った。さて渡が人ごみのうるさい中できちんと立って同じ場所にとどまり、ラーメンを食べられるのだろうか?
私と香穂とで、ルールを説明して(ハネたり、踊ってはいけないこと、じっと立って食べること、立って食べていいのは、この店だけなど)、立ち食いラーメンに挑戦です。
アレルゲンをぬいてもらったラーメンにむかって、ニタニタを笑いながら、「いただきます」と挨拶をして、元気よく割り箸を割って、食べ始めました。あっという間にきれいに一杯を平らげて、私と香穂は、大喜び。
やりたいと言うことはわりと、きちんとできるんだ。と喜んでいました、けど、実家に帰って、おじーちゃん、おばーちゃんに、
「渡が立ち食いをきちんとできた!」
と報告するのもヘンな話で・・。だって、彼らの時代は、きちんと座ってルールよく食べることを、子供に教える時代の人ですものね。
(あっ、どの時代でもそうか・・)
私も立ち食いというのを始めて食べたのは、大学の部活の先輩と初めて食べたときだったなぁ・・。
食べ終わって、幸せそうにしてる渡をみながら、「渡は、渡のペースで食べられればいいよ。渡にとっては、一歩前進だよ。」としみじみと思いました。
香穂は、大阪のイカ焼き、タコ焼きがとてもおいしかったそうです。
渡は、ラーメンで味をしめた後、やきそばに挑戦。大阪名物、炭水化物攻撃でした