Tutorial(個別指導)システム

先日、香穂の学校のOpen Campasで、各教科の先生全ての説明をききましたが、全員の先生が言ったことは、
「Tutorialにきてください」
ということでした。このTutorialというのは、授業以外の時間に先生が、教室にいる時間を指しています。
その時間にその教科の部屋にゆけば、先生がいて、授業でわからなかったことや、そのほか、学科に関連する質問等をうけつけてくれます。実際に学校で教えてくれてる先生が家庭教師のようなことをしてくださる、とでも言いましょうか?そんな感じです。

先生も生徒がこのTutorialにくると、”やる気のある生徒”と、みてくれるようです。そこでは、テストの情報や
問題を解くコツなども教えてくれます。行ってソンはない時間です。どの先生も毎日30分程度は必ずやっています。
この制度、いいよなぁ。。と、わたしは思います。高校の時、授業でわからないことがあっても、みんなが勉強している授業中に、手をあげて、自分が理解するまで聞きつづけるというのは、わりとしにくいし、それ以外は職員室へ質問へ来いといわれるけど、職員室なんて、なるべくなら行きたくな場所です。それに引き換え、教室ならまだ行きやすい。
ところが、香穂はこのTutorialにいくのが苦手。特に苦手な教科の先生の所へいくのは嫌なようです。もともと人見知りで、慣れれば、うるさいくらい話すのですが。
けど、苦手教科ほど足げく通えば、わかるようになるまで教えてくれて、成績も必ず上昇するシステムです。先生によっては、このTutorialにいくと、点数をくれたりします。香穂は、苦手は生物だそうです。たしかにこわそうな先生でした。
部屋も実験室なので暗いし。。香穂いわく、
「あのホルマリン付けの生物の瓶の中から、あの怖い担当の先生が、ぬぉぉぉぉ〜ん。て出てきて、<どこが、わからないんだい?>なんて、聞かれたら、怖くて口も聞けない。」
そうです。たしかに。あの理科室のホルマリン漬けは、確かにきもちわるい。それを背景画のようにしたまま、話された時は、わたしも怖かった。しかし、わからないとこだらけなので、言ってもらわねばなりません。わたしが教えることができないし。
ここは、最後の手段。
「お寿司おごってあげるからさ、一度いってみれば?」
の一声で、つぎの日すぐに、先生のところにいったそうです。怖いと思っていたけど、授業の時とちがい、すごく優しくて、よくわかったといってました。あれだったら、また行けるな。といってました、無事にいけてよかったね。