三味線の演奏会
渡の学校に松本梅しょう師匠がきてくださいました。
朝から、聴覚障害のクラスで演奏してもらい、その後、渡が通う学校で演奏してもらいました。木曜日という曜日は、
普通学級とスケジュールが一番合いにくい日でしたが、師匠が来るということがわかったら、急遽、学校の校長先生が、授業を中止にして、カフェテリアに全生徒を集めて、演奏会になりました。500名くらいいる生徒にすぐに指令をだして授業を中止にする判断を即効で下した校長先生は、すごい!私はただ見ていただけなのだけど、先生たちから、
「ゆみ、すばらしい演奏をありがとう。こんな機会を子供たちに与えてくれて。本当にありがとう。」と、
お礼の言葉をいただきました。私、みていただけです。演奏したのは、師匠です。
たしかに梅しょう師匠の演奏は、力強いし、子供たちは、もう乗りまくりでした。よかった!
帰宅してから、渡は、
「カステラを焼く」
といいます。最近、カステラにこってる渡、私の友達にケーキやお料理をつくるのが上手な人がいて、
「渡は、ケーキ好きだよ。焼かせてみたら?」
といわれたので、挑戦。
すごく喜んでいます。(香穂が、渡の写真の背景に色とかをぬってくれました。)
日本の料理の本は、工程を写真でのせてくれているので渡もわかりやすく、
すぐに理解し、私はボールを支えたりしただけでした。
それで、できました。
表面に油をぬるのだけど、私は、最近体重が気になるので、ちょっと止めていただきました。
今日は、夜は、自閉症の親のPTA会があり、うちのシンシア先生がスピカーだったのでその場所へ渡とカステラを持参しました。先生はすごく喜んでくれました。
シンシアのお話は、
「言葉の出にくい子供は、デバイス(機械)などを使うのは、すごく大事だ」という話とコミュニケーションをどうやってとるのか?と、いうことを教師や親など、子供にたずさわる人は、考えて、実行するべきだという話でした。
そうだよね、ただ、言葉を話しなさい!というのは、簡単だけど、今、我が子が一番コミュイケーションととりやすい方法を親や大人たちがしてあげるのが一番。で、コミュイケーションをとるのが、楽しいと思えば、子供ももっともっとと思うしね。感動の講演会でした。シンシア、ありがと!