ショックなこと

香穂がうけた英検の準一級の2次試験の結果が来ました。これがなんと、満点で合格だったので、香穂に10年以上も日本語を教えていただいている公文に報告に行くことにしました。香穂と
「香穂ががんばったのは、とてもよくわかるけど、公文の先生もずっとお教室を続けてくれていたので、できたこと。先生にきちんと報告しておこう」
という話になったからです。香穂は、校長先生の奥さんが特に好きです。いつもいつも誉めてくださって、ありがとうと、先生が生徒におっしゃってくださるからです。お教室にいくと、奥さんがいなくて、校長先生しかいない。香穂が、校長先生に結果をみせると、わがことのように喜んでくれて、香穂いわく、
「なんか、校長先生の子供になった気分。うちのパパでもあそこまで喜ばなかった。」
と言っていました。で、さっそく、奥さんのほうにも報告。とおもったら、なかなかいらっしゃらない。おかしいなぁ・・。とおもい、先生にきくと、数日前に倒れられて、病院に入院したままだとおっしゃいます。記憶がね・・とおっしゃるので、香穂と私は、愕然・・。「お大事に」という言葉もでないくらいショックでした。アメリカで入院というと、本当に大変なときだけです。
校長先生と話し終わってから、
「私たち、何ができるかなぁ」
と言っていたのですが、ショックすぎて、何も思い浮かばない。とりあえず
「香穂は、するべき公文をきちんとすることと、今日のように大変な時にGood Newsを報告できてよかったと思おう。たぶん、校長先生も奥さんに報告してくれるから、いつものように喜んでくださるよ。」
ということを話していました。2人とも、どんよりと暗くなり、帰路につきました。
けど、帰宅すると同じ公文を習っている方から、使用済みの教材で、千羽鶴を折りませんか?という提案がありました。
香穂と私は、
「あっ!そういうこともできるんだ!」
と思い、折り始めることにしました。先生、早くよくなって退院してくださいね。