渡辺千賀さん宅訪問

香穂と渡は、今日は、お休みです。香穂は、渡辺千賀さん宅に用事があってお伺いしました。
念願のむすびに会えて、大興奮の香穂。渡も会わせてもらいましたが、ニチャっとした嬉しいときに見せる笑顔です。この笑顔、実は短時間にちらっとするだけなので、いままで誰も気がつかなかったのですが、千賀さん、
「渡君、ネコ好きなんだ」とすぐに気が付いてくれました。さすが、するどい千賀さん。
香穂は、いままで
「お金が欲しいなぁ・・」
と思ったことがないそうですが、千賀さん宅にゆき、
「私は、こんな家に住みたい。そのためには、稼ぎたい。」
と思ったそうです。たしかに、千賀さん宅は、素敵。私も大好きです。
窓が大きくて、ずっと外をみてても楽しくて仕方がないと香穂が言うように、自然に囲まれていて、それでも都会的な、お宅は、すばらしく素敵です。
香穂は、一気にモチベーションが上がったそうです。
お金の教育をなにもしていない我が家では、香穂が、大学に通うようになってやりくりしようと思ってもできないのでは?と不安だったので、いいきっかけです。少しづつ話し合っていかないといけません。
渡も心配ですが、実は、渡はガメツイ。
たとえば、数年前、渡は、日本の野菜の種を植えて、毎日水をやり、一鉢25セントで販売しました。
一般では、1ドル50〜2ドルしますので、破格に安い苗です。
私は、これで、金銭感覚と社会性を覚えさせようと思ったわけです。だけど、やはり苗も大きくて、丈夫なものから売れて行きます。最後に来た方には、小さい苗しか残らなかったので、私が
「渡、この4つは、小さいので、全部で25でセントにしてあげなよ」と言うと、渡は、一個一個指差ししながら
「25セント、50セント、75セント、$1 」
「だから、これを4つで、25セントにするの。小さいじゃん!」といっても
渡は、再度指差し確認をしながら、
「25セント、50セント、75セント、$1 」
といいます。
友達が
「ゆみちゃん、いいよ。渡君だって、どの鉢も毎日水をやって、夜がきたら、部屋にいれて、(*1、一生懸命育ててたんだから、違う値段では売れないわよ。渡ちゃん、はい1ドル。ありがとうね。」といわれたら、やっと、
"Thank you! Come again."(ありがとう、また来てね。)
と日ごろは、話さないのに、しっかり営業しておりました。けど、Come againってすっかり店屋の店長気分です。ガメツイ渡です。

*1:注:夜は部屋にいれないと一晩ですべてナメクジとカタツムリに食べられます。一晩わすれただけで、すべてパァになってしまいます)