車がなくなるということ

我が家の車が災難です。
まず、パパの車を修理に出したら、パーツの取り寄せのために5日ほどかかるといわれました。私の車は、タイヤのローテーションが必要だったので、この車まで、なにかあっては、いけないと思い、タイヤセンターに持参し、ローテーションをお願いしました。そうすると、
「ブレーキの部分のパーツが壊れてる。このまま走ると危ない」
と言われて、修理してもらうことに。
1時間で済むといわれた修理がなんと5時間もかかり、タイヤセンターがしてくれたことは、
完全にブレーキを壊してくださることでした。
「乗って帰っても大丈夫」
というので、高速道路を乗らないと帰れないので、のってみると、怖い怖い。
ブレーキが、ちゃんと効かない。思わず、車の修理屋さんより、はるかに修理がうまく、
はるかに知識もある四元さんに試乗してもらいました。
そうすると
「この車は、乗るのは、危ない」
と言われてしまいました。
レンタカーも考えたのですが、大きな車しか、残っていないと言われて、こちらの大きな車というのは、
「これ、トラックだよ」
というようなものですので、学校に出入りする私は、なにかあっても怖いなと思い、レンタルするのを止めました。それに大きな車は、高く、我が家の夏の財政では、とても5日間も借りれません。

さて、シリコンバレーで一番発達していないものは、公共交通機関です。
そのために一家族が、3台の車を所有するということも贅沢でもなんでもなく、子供が、大学にいくため、両親がそれぞれ職場と高校生以下の子供の送り迎えのために各自が車を持つというのは、わりとあたりまえにあることです。
我が家の場合、2台あったうちのどちらも壊れてしまったわけですので、完全に足を切られた形です。こうなると、買い物、学校、全てに行くことが大変困難なことになってきます。
香穂は、今日から、2週間夏の日本人学校があります。渡は、大のお気に入りの公文と、ドラムの練習もあります。
これが、車で8分でいける距離なのに、公共交通網を使うとなると、なんと1時間かかったりします。
特にドラムの先生の家は、場所が、住宅街にあるため、公共交通網がなく、香穂の日本人学校から、歩くのが、45分ほど。車でいけば、5分なのに・・。炎天下の45分は痩せそうです。
今週は、さばくの中のような暑さで、歩くのも大変なのですが、行かないといけません。
渡には、公共交通機関に乗る。歩く。といういい練習ですが、毎日学校で、深夜まで宿題をし、ヘロヘロになっている香穂は、1時間早くおきる上に、山のような道のりを歩くという苦行が待ち構えている1週間になりそうです。