ブッシュ大統領より厳しい渡の経済政策

先日来より、渡にお金の教育を始めようと思い立ち、まずは、お金を数えること、労働で、お金を得れることを教えようと「お手伝いをするとお金がもらえること。」を話しました。渡は、ちょうど機関車トーマスのDVDが欲しくて、この計画には、すぐに乗り気になりました。

まずは、ガレージセールで、レジを購入。これは、教育玩具を売っているお店にもおいてあるもので、結構高いのですが、たまたま、50セントでみつけました
よごれていたのと持ち主の子供の名前がはいっているので、この値段といわれましたが、名前は、除光液で消えるので、すぐに購入。

渡は、DVD購入に向けて、マメにお金をため始めました。お風呂洗いは、50セント、車の洗車が、1ドルで交渉成立です。
ダイソーUSAで買った日本のお小遣い帳に、きちんと金額をつけてゆきます。

この日から、我が家の前に車を止めると、お客さんは、突然
"Car Wash, Please"
といわれて、車を洗われます。ところが、何台洗っても、渡が欲しいDVDの発売日までにDVDの代金のお金は、たまらない。お金が足りない。と気がついた渡。突然、洗車代金の値上げに踏み切りました。
我が家に来る人の中で一番、優しそうな人を選んで
"Car Wash Please, $3."
と、交渉しています。
「3倍かい!」
と思った私。これは、あきらかにブッシュ大統領の経済政策よりも厳しいし、ガソリンの値上げ率も低いと感じるくらいの渡の値上げです。
底値生活 in シリコンバレーのかもくんにバレたら、渡に洗車を頼んだ人は、もう負け感150%と言われそうな値上げです。ところが、一番やさしい人を選んで交渉している渡は、営業上手で、OKを頂き、交渉成立。無事にDVDを手にしました。よかったねぇ。やさしい人が周りにいてくれて・・。
で、いまだに渡のおこづかい帳付けは、続き、お風呂洗いも続いています。