本を読む

先週の4連休に本をよみました。どれも図書館から借りて来た本ですが、一冊は、期待していなかったのですが、おもしろかったです。
最初の一冊は、これ。

新・御宿かわせみ

新・御宿かわせみ

私は、実は、平岩弓枝さんの書く江戸が好きで、このかわせみの主人のるいさんの奥ゆかしいけど、芯の強い女性像が大好きです。江戸をよく調べてあるな〜!と、感心します。かわせみシリーズは、昔、読破したのですが、新御宿・・・に変わってからは、読んでいませんでした。
久しぶりにおくゆかしい綺麗な文章をよみました。

続いて読んだのが、これ。

これは、あの金持ち父さん貧乏父さんを書いたロバートキヨサキの奥さんが書いた本です。
ちなみに金持ち父さん貧乏父さんは、これ。
金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん


このリッチウーマンは、玉の輿に乗る乗り方でも書いてあるのかな?金持ちの旦那のゲットの仕方かな?とも思っていたですが、図書館で手にとってみて、副題をみて、びっくり。どうも違うようです。
私も
「人からああしろ、こうしろといわれるのは、大嫌い」
ですので、読んでみることに。
いやぁ・・。感想は
「すごかった」
の言葉以外、どれを選びましょうか?という感じです。
特に強烈だったのは、
アメリカのことわざ
"Don't teach pigs to sing.
It wastes your time...and it annoys the pigs"

"豚に歌を教えるな。時間の無駄だし豚にも迷惑”
というもの。
どういう意味かというと
「何か欲しいと思って言うことは言うが、それを得るために何もしない人は、たくさんいる。本当に大事なことは、欲しいと思っているものを手に入れるために「自ら進んで」何かをする気があるかということだ。」
っていうものです。


 実は、私も昔体験していますので、これは、すごくうなずけた。私の場合は、もちろん金持ちのなり方でなくて、障害児の教育です。カリフォルニア州は、人種のるつぼですので、子供の必要な教育というのは、親が、どういうものがあるのか?を勉強し、どうやって勝ち取ってゆくのか?のテクニック等が要ります。なので、アジアから来た人とかに、こういうサービスが欲しいんだけど・・。と、聞かれるので、いろいろそのサービスのもらい方を説明をしても、まったく何もしないという人はいる。
ただ聞いただけで、自分は、そんなサービスを本当に欲しいとは、思っていない。という人がいることを過去に学習したからです。欲しいので、どうやってもらっているの?と、聞かれるということは、必要だと思っている、何があってもそうしたい(子供にあった教育を何がなんでも与えたいと思っている)と思っているのだ。と、勘違いした時期があったので、これはそうだ、そうだと思いながら読みました。
厳しい言葉ですが、たしかに、そうです。

けど、これは、私自身にも言えて、
「いいなぁ。ほしいなぁ・・・。」と口に出すことは、あっても努力して、実行に移していないことが多々あります。
自分が「歌を教えたれた豚」にならないためには、人をうらやましがるだけではなくて、日々努力し、行動に移していかねば、なりません。肝に銘じなければ。

長くなったので、続きは、明日・・。