アメリカの大学入試

香穂の大学入試の願書提出が、ついに最後の学校への提出を迎えました。
アメリカの大学入試システムは、だいたいこんな感じです。

1.インターネットで登録(受験料の支払い)
2.エッセイ、推薦状等の書類や成績表をインターネットもしくは、郵便で送る

以上の2つがステップで、終わりです。ほぼ同時にする感じだそうです。
ところが香穂の場合は、アート系の学科をうけるので次にもまだステップがあります。

3.自分の作品の提出
4.面接日の設定(自分で大学に電話して、面接日を決めてもらう。まとめて同じ日にする場合は、交渉能力が必要)
5.面接の日に自分の作品について40分から60分のプレゼンテーション


我が家の香穂は、年末にがんばったために、始業式の日に先生に推薦状等をかけずり回って手にし、2までは終わりました。
問題は、3。香穂は、進路を絵のアニメやグラフィックから、舞台芸術関係に変えた為、昨年度までに用意していた作品は、ほとんどが使えません。
これも学校に提出したものを返してもらったり、自分の部屋にあるものを探し出したり、それらをパワーポイントで作成し直し、提出です。
一緒にプライベートでお願いしている進路カウンセラーの人が、考えてくれたので、上記のこともやりやすかったみたいで、
あとは香穂は、行動するのみです。
それを近くのkinko's copy(コピー屋さん)にいって、冊子にしてもらいます。この代金トータルで250ドル(2万5000円)の急な出費です。
あいたたたたた・・・ですが、これで行きたい学校にいってもらえるのなら、安いもんです。



一つの学校が、10日に締め切りだというので、きょう、8日にまとめて郵便局に出しに行きました。
郵便局からのメールしか受け取らないので、特急便で、明日つくように送ります。
もし私がこの特急便の住所を書き間違えたりしたら、私のせいで、香穂が大学に受験できない訳で・・・・。
緊張です。
「少しでもサンフランシスコ空港の近くの郵便局から、送ろう。けど、知らない郵便局は、迷うとあせるので、わかりやすいところに。」と思って、
目星をつけて、行ってきました。ところがあるはずの郵便局がそこには、ない。iPhoneで検索すると、
「目の前にあります。」
と表示されます。
「えっ!ない。いつものビルのようなガラスばりの郵便局がない!!えっ〜!提出もできないのぉ??どうしよう・・」とパニックになってまわりをゆっくりみると・・・
家から、50kmはなれただけで、町並みががらっとかわって、郵便局も趣きがある建物だったので、気がつかなかったのです。
こんな建物でした。

ちゃんと建物の上の方に郵便局って書いてくれてあるのにねぇ・・。
中に入り、慎重に住所を書いている間、胃がきりきりと痛くなる私・・
責任重大です。何度も確認して、無事送付。
これが終われば香穂は、面接日程を予約します。

長い受験の道のりです。