アメリカに生まれてはじめて人種差別をうけた香穂

香穂は、カリフォルニアの人種のるつぼの地域にうまれたので、人種差別を感じたことがないといいます。
ところが、なんと先日のロスでの演奏会で、はじめて人種差別だ。と思うことがあったそうです。
香穂と先日の演奏会の写真をみていたら、数枚山のような白人が写ってる写真があった。
「えっ?香穂どこ?」
って聞いたら、
「いないよ」
って言うのです。
その写真は、香穂の学校とコネチカットから来た高校との交流会の時の写真でした。
コネチカットからきた高校生は1500名いて、なんと学校内にアジア人が3名しかいないそうです
白人がほとんどで、メキシコ人や、アングロサクソンは、いるそうです。



その交流会の会場で、香穂は、コネチカットの生徒の間に座るよう指示されたので、高校生に
「座っていい?」
って聞いたのだけど、一瞬すっごい驚いた顔をされて、完全に無視。口も聞いてくれないし、一度香穂を見たっきりもう顔もむけてくれなくて、いくら話しかけても無視だったそうです。席もあけてくれないので、座れないので、今度は違うところへ行って同じことをしたそうです。
結果は同じ。誰も口を聞いてくれない。
香穂はなにくそっと思って、点々と回ったそうですが、結局、コネチカットからきた高校生は、誰も香穂とは口をきいてくれなれないし、香穂が座る席も開けてくれないので、座れず・・。香穂の学校の白人の子とは口をきくそうです。


しょーがないので、隣にあったゲームセンターのようなところにいったら、山のようなアジア人が・・
韓国人、中国人、ベトナム人等々の生徒がたくさんいたので、
「どうしたん?」
って聞いたら、みんな口を聞いてもらえず、席もあけてもらえなかったので、座れなかったので、ゲームで遊んでたそうだ。

へっーって聞いてました。
香穂に
「そのことG先生に言ったの?」
っていったら、
「先生には言わない。先生は、悪意があって、コネチカットの高校と交流会をしようとした訳じゃないし。それに、今後、世間に出た時にそのコネチカットの高校の人たちは、学習するんだ。これからもっともっと社会が広がり国際結婚もふえるので、何人なんて、いちいち言ってたら、自分の世界が狭まってしまうからね。」
って言ってました。

へっーって思った話でした。
それにしても所変われば・・ですね、
カリフォルニア州は、アジア人のほうが人口が多いので、こういうことはあまり体験できないですね。