ペパーダイン（Pepperdine)大学とIn'n outハンバーガー

渡の悲しみは止まず・・の日々を送っている私たちですが、渡は香穂が大学にいったら、一緒にキャンプをするということを決めておりました。なので、どこでキャンプをするのか？を聞いたところ渡の答えは
「ペパーダイン大学」
でした。いくら懐の深いペパーダイン大学でも、敷地内でキャンプは許されないので、結局、近くのState Parkでキャンプして、香穂に会いにいくということを提案してみました。
突然元気になる渡。
まだまだ食は細い物の、歌は1番は全て歌えるくらいになりました。
いろいろな大事な書類も香穂に渡さないといけなかったので、丁度いいかな？とおもい、数日後にキャンプをすることに決定しました。
きのうは寝なかった渡も寝るようになりました。キャンプにいけば、相当元気になるでしょう。ちょっと一安心です。

さて、In-n-outについてです。
このお店はハンバーガー屋さんで、南カリフォルニアを拠点にしているお店です。ポテトも冷凍は使わず生をつかっています。店先のメニューは数種類のハンバーガーしかありませんが、インターネット上にシークレットメニューというのがあって、パンを使わずレタスで巻いたハンバーガーもあります。

もともと私はハンバーガーやステーキ類が好きです。お米を一週間たべなくても結構平気で生きてゆけるタイプかもしれません。ですので、in-n-outのハンバーガーも結構好きですが、他にもそういう人はいるようです。というのを、香穂からのレポートで知りました。
このハンバーガー屋さんは、正社員が多く、保険がでたりするので、労働条件がわりといいと言われています。そういう事でも有名なお店です。

他大学のスタンフォード大学では、in-n-outのハンバーガーの注文をとり、それを購入してきて割り増しで売るというビジネスがありました。
ですので、香穂の大学でこのハンバーガーを無料で食べさせてくれるんだというのを聞いて、いったい誰が買いにいくの？
と香穂に聞いておりました。
彼女は
「そんなの知らない。とにかく、私にとって大事なことは、無料のご飯を逃さないでたべること。だって、大学のカフェは高いんだもん」
と言います。そうね。3食大学のカフェでたべないといけない香穂は、やりくりはなかなか大変です。
香穂はもともと派手でなく、決められた範囲内のお金でやってゆくタイプです。さらに、渡でいろいろお金がかかることを見て来ている香穂は、やはり無駄使いをあまりしません。ボランティア先でも大学生がいて、アメリカの大学の学費は高いので、みんなきりつめてやっていってるのを見ているので、セーブしながらやっています。なので、彼女が大事なことは、フリーフードをいかに逃さずゲットするか？です。

「いったい誰が運ぶのか？」
に非常に興味があった私は、香穂の報告を聞いてびっくりしました。
運んできたのは、これ。

なんとトラック一台がそのままやってきました。
トラックごと注文しちゃうペパーダイン大学っていったい・・・。

そのットラックは中が調理場になっていて、1年生の為に少し多めの600個分をその場で作って配ってくれるそうです。
1年生はほとんどが寮に住み、車を持っている生徒も少ないので、このハンバーガーは貴重です。

めったに食べられないin-n-outのハンバーガーですので1年生だけじゃなくて、たくさんの学生がやってきたそうです。そうなるともちろん数がたりなくなります。
おくれて並んだ香穂は、2時間待ったそうです。
日もくれて

中で作ってくれているところにたどりついた時は、2時間が経過。香穂は、あと2つということろで、手にしたそうです。
後ろで暴動がおこるんじゃないか？と思ったそうですが、なにごともなく
このように、

トラックは背を向けてかえっていったそうです。

お金のある学校は、買いにいくんじゃなくて、トラックごと注文してお店に来てもらっちゃうのねーと驚きました。

香穂も
「シークレットメニューはなかったけど、おいしかったよ。」
と言ってました。

なんか、すごい大学生活だなーと感心してました。