ビールを早く冷やすこと&手羽塩

先日、会社に夜にお客様がいらっしゃるということだったので、あわてて部屋にあったビールを冷やしました。冷蔵庫では間に合わないので冷凍庫で冷やそう!と思いついた私。
冷凍庫で冷やす。ということを思いついた時点で私は
「私って、なんて頭いいんだろう!早く冷やせるよ。いいこと思いついた!!!」
と一人ほくそえんでおりました。けど、怖いのは間違って凍ってしまったときの爆発。過去にコーラでやったことがあります。掃除が大変だった・・。なので開発リーダーに、
「リーダー、あのさぁー。ビール、いまから冷凍庫に40分くらい入れたら冷えるかなぁ?1時間入れたら、駄目だよねぇ・・。」
と聞いたら、
「どうして計算しないんですか?」
「計算???・・・。なんで計算するの?」
「ビールの容積、ビール瓶の容積、正味のビールから取り除かれる熱量、現在の温度、最終の温度がわかれば、出ますよ。あと、ビールの密度、比熱。計算式は、*#%!!・・」と言いだした。もうこの時点で、リーダーがドイツ語を話しているのか?スペイン語なのか?日本語なのか?は、もう私にはわからない。

たぶん、この計算を私がした時点で、一晩かかるので、まちがいなくビールは爆発しているし、お客さんがいらしたものの、あきれてお帰りになるだろう。ということは明確。

リーダーはビールを冷やす時も計算するわけね・・。

途方にくれて、目が点になっている私をみて、リーダーは寂しそうに言った。
「けど計算するよりも、とりあえず30分つっこんでみて様子みましょうか・・。」
そうそう!リーダー。普通の人間にはできる事とできない事があるのよぉ。


で、時は変わって、本日。Twitterで、手羽塩焼きの話をのこと、@sokonesanさんと話しておりました。
優しいリーダーは、
「必要でしたら、僕がお伺いして焼く事もできますよ。」
と申し出てくれましたが、底姐さんは、気を使われて、
「レシピを」
ということでしたので、リーダーに
「あのさー底姐さんにレシピを書いて送ってくれる?」
とお願いしました。

Twitterでの会話です。
かるーーいノリでリーダーにお願いしたら、リーダーが送ったレシピは下記です。
まず。図。添付。ありえない・・・「軽いノリ」だよ。リーダー・・。

Wordで書くほうがリーダーは、早いと思うのですが、どうもこういう料理関係などのプライベートのものは、手書きの図っていうのが好きらしい。それに英語のほうが話しやすいリーダーは図は全て英語。(たぶん、objective-C 言語のほうが一番話しやすいと思われるが・・。)あのさー日本人に送るんですが・・・。

とりあえず書いてくれたレシピはこれです。どこまでもプロ級にしてしまうリーダー。
凄すぎる。

BBQグリルに手羽のせて、醤油を塗って塩をふってから、ふたをして表を10分焼き、その後ひっくり返して、再度醤油と塩をふって更に10分焼くと完成です。
焼き上がりまでの目安は20分程になります。

[必要な物]

  • 手羽 (他には drumsticks, thigh などもいいです)
  • 醤油
  • バリ島の塩
  • BBQ グリル (ガス式でも、炭式でもokですが、炭の方が旨いです)
  • BBQ用のスモークチップ (WeberのHickory Wood Chunksとか、香り付けにあるといいです。なくてもok。)
  • タイマー

[準備]

  • 炭に火をつけます。
  • スモークチップを使う場合は、バケツに水をはって、1~2時間程度水に浸けると尚よしです。こうすることでチップが早く燃え尽きず、香りがよくつきます。

[手順]
1. BBQグリルに、炭をならべます。添付した図にあるようなセットアップがおすすめです。
炭をグリルの両脇に均等に並べ、間に15~25
cm程度の隙間を作ります。こうすることで、肉が直火にさらされにくくなり、外はかりっと、中身はしっとりと、油で揚げたような食感を出し易いです。火は中火程度が目安なのですが、グリルや炭の量によって異なってきますので、はじめに少量の手羽で試しに焼いてみるとよいかもしれません。

2. 網をグリルに乗せます。

3. タイマーで10分計り始めます。

4. 手羽を網にのせます。手羽は、1. で作った炭の隙間の真上に、等間隔で乗せるのがベストです。炭の真上に手羽を乗せないように注意してください。

5. 刷毛で醤油を薄く手羽に塗り、バリ島の塩を振りかけてください。(醤油は香りづけと、塩を肉にひっつけるノリになります。)

6. スモークチップがある場合は、網の上に置きます。

7. グリルのふたをして、10分経過するまで待ちます。

(10分後)

8. ふたをあけて、手羽を裏返します。

9. 手順5 と同じく、醤油を塗って、塩を振りかけます。

10. タイマーで再度10分計り始めます。

11. ふたをして、待ちます。

12. 完成です。ちょっと焼け過ぎかな、と思うくらいがちょうどいい感じです。

何度か手羽を焼くうちに、火が弱まってくるかもしれません。その場合は、10分間計るところを11, 12分などに延長し、炭を両脇に数個足してあげてください。

丁寧。NHKの「今日の料理」でもここまで丁寧に言わないと思う。で、どんなものができるか?ということ、こんなものができます。

けど、このレシピに私が加えるとしたら、

気をつけることは、100%天然の塩が一番おいしい。バリ島の塩はいい。かもくんの調査によるとバリだそうです。さらに、手羽はWingsと呼ばれる部分がベストです。私は個人的には、ドラムステックやThighというのだと味が大味になってしまうと思う。

そんなこんなの理系のリーダー。誕生日はあと数日です。お祝いするにも・・・。いったい何をすれば喜ぶのでしょうか????理系の方、アイデアくださいませ。