感動した本2冊

旅行中に本を2冊読み終えました。ルーム・トゥ・リードというのは日本でも聞いた事がある人が多いと思います。読んでいてみるみるこちらに元気になる力がついてくる本です。他の人にもすすめたい一冊。読んでいて、なんだか、うちの開発リーダーである理系の人と重なりました。

Leaving Microsoft to Change the World: An Entrepreneur's Odyssey to Educate the World's Children

Leaving Microsoft to Change the World: An Entrepreneur's Odyssey to Educate the World's Children

日本語翻訳版はこちらです。
マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった

マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった

社会起業家の彼ですがやはり起業する時にたどる道はとても似ています。私たちの会社の
「困っている人を助ける」という企業理念も似ています。

そうそう!と思うところが非常に多い。著者はこの本を書いている時に40歳を迎えますが、独身です。過去に彼女から、
「あなたにとって仕事とは、子供であり、趣味であり、彼女であり、奥さんであるのね」と皮肉られます。彼が
「そのとおりだと思い、ニヤニヤと笑っていると、彼女から笑わないで!」と怒られるあたり、うちの開発リーダーもどこかで言われてそうで、笑いました。

この本は、特に主婦の方に勧めます。彼は若くして起業しました。子育てをしている母親が、子供が中学生や高校生、ましてや大学生になり、母親業を必死でやった自分の生き方ということを考えた時に、子育てでキャリアを築く時期に社会的に穴があいてしまった方などに読むのにいい本です。キャリアを築く途中で穴があく確率が高い女性の場合は、子供の成長後の仕事はとても大変になります。そんな時に読んでもらいたい一冊です。私はところどころで泣けました。

さて次。

英語を学ぶのは40歳からがいい 3つの習慣で力がつく驚異の勉強法 (幻冬舎新書)

英語を学ぶのは40歳からがいい 3つの習慣で力がつく驚異の勉強法 (幻冬舎新書)

すごく不思議だった40歳をすぎてから渡米しても、シリコンバレーに住む外人の人たち(日本人以外の移民)は、英語を学び話すようになるというのに、なぜ日本人は駐在でやってきても英語が話せない人が多いのか?というのを感じていました。原因がここにあったという感じの本です。日本の英語教育はあまりよくないことと、教材がおもしろくない。教材選択から、英語は歳をいってからやってもできますよという一冊。良くまとまっています。2カ国語を操る香穂も、ちらっと読んで、
「そうそう!その通り!と思うところが多い。これいい本ね。」といいます。
ぜひ30歳を越えてから英語を学びたいと思う方にお勧めの一冊でした。