甥っ子が帰国した

甥っ子が帰国した。前の日の夜に渡に

甥っ子君が帰国だよー。明日は空港だねー。

の言葉に完全に固まった。顔面がすべて石のように固まり目は見開いたまま、瞬きも忘れたよう。どうも渡は、甥っ子はアメリカに引っ越してきて、ずーっと住むんだと思っていたみたいだ。だからあんなに興奮してたんだ。急に元気がなくなり落ち込む渡。
甥っ子も困り果てています。彼に

自閉症って表情が豊かじゃないって言われるんだけどさ。わかるよね?

って言ったら甥っ子は

いやー、これだけ素直に表情に出されたら、こちらがどうしようか?と思います。表情豊かですよ。表情が豊かじゃないって言う人は彼らの置かれた状況が見えてないからじゃないですか?

と言われた。甥っ子はHugしたり説得したりして、渡が泣きだしたりパニックを起こさないように必死です。おちついた渡の次の渡の言葉は

Come back on Christmas!!

クリスマスの約束かい!!さらに帰って来いと。もう甥っ子はアメリカ人扱いだなぁ。すごいなぁ。甥っ子は、
「相当がんばってバイトしないと大変だなぁ。」
と言っておりました。

開発リーダーにもいろいろ教えて貰ったりして、合宿のような2週間が終わりました。
皆様ありがとうございます。甥っ子は無事に帰国いたしました。