買い物と自閉症児の優しさと

明日から息子の学校が始まる。今日は明日からの準備の為に買い出しに奔走しておりました。Costcoが一番揃うので、渡と一緒にいきました。渡は、買い物に行くとふらふらと店内散策をするのですが、今日は
「明日から学校だから、準備の為に何軒もお店に行くんだからね。どこかに行って居なくなったら、もう置いて行くからね。」
というと私に着いて歩いて、買う物は全てショッピングカートに入れてくれた。購入が終わったら、今度は車に積み込み。これもほとんどやってくれました。

えー!!渡って役にたつじゃん!!
と思っていたら、渡は、空になったショッピングカートを元にもどしにいった。車まで帰ってくるところに身体障害者の駐車場があり、そこで支えがないとたてないアメリカサイズのおばあちゃんが、片手で電動車いすに捕まりながら、片手で車に自分が購入した荷物を入れていた。
渡はすこしクビをかしげてから、無言で、おばーちゃんの荷物をおばあちゃんの車に入れ始めた。

ばーちゃんはさぞかしびっくりしてるだろうとおもって慌てて、かけよって、私が
「私達、手伝います」
と言ったら、おばーちゃんはすごく嬉しそうに
「あぁ。ありがとう。なんて優しい子なの。ありがとね。助かるわ。」
と大喜びされました。

よく考えたら、18歳の男の子が、突然、知らないおばーちゃんに声をかけて手伝うって結構恥ずかしいとは思うんだけど、やっぱり渡もおばーちゃんがあまりに大変そうなので、耐えれなかった模様。
いいことするじゃん。けど、今度は
"Can I help you?"
って聞いてからやろうねぇ。突然買ったものを持たれたらおばーちゃんも驚くよぉ。