ママのプチ旅行と子供達

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さていつものブログです。
お友達が自宅から2時間半ほど南の街に遊びに来ていると連絡を貰ったのですが、仕事もばたばたしているし、みんなファイナル前だしと思い断ろうとしておりました。娘が、
「いっておいでよー。1泊っていっても24時間程度じゃない?私、21歳で成人だしさぁ。渡ももう大人だよ。私も別に渡くらいい見れるよ。小さい時からみてるし。
お友達だっていつ会えるかわからないからね。渡の宿題はわからなかったら私が見れるし、開発リーダーにも連絡とれるし。」と言われ...。
そうだよね。じゃ、いってくるかー。
と思い、出かけてきました。

久しぶりのお友達との時間は非常に楽しく、笑いすぎて腹筋痛い。(笑)
ワイーナリーにみんなでがやがやと足を運び。
みんなでカウンターで試飲していると隣の女性が
かたことの日本語で「こんにちは」と話しかけてきました。
これしか話せないそうだけど、親族が日本人と結婚してねー。なんて話しかけて来てくれて、
「いやー日本語は難しいから、それだけ話せてもすごいよ。」
といっておりました、どうも私達の会話はところどころ解る模様。
ふと彼女のグループメンバーを見ると、奥になんとPHPの方が。
PHPとは、障がい者の家族が障がい者の家族とその当事者たちを助けるNPOの会で、全米でも1、2の大きさの団体です。
毎日勉強会があったりイベントがあったりします。
渡が高校の時に進路を変更をし、非常に難しい交渉をIEPメンバーとしなければ、ならなくなり、その時にいろいろ知恵を下さったりした方でした。

とりあえず大学にはいれたのでその時は話に行ったのですが、その後どうなったか?の報告はしておらず。
私が
「渡は、大学ですごく楽しくやっていて、昨年度のGPAも4.0の満点で、すごく数学が楽しくてしかたないこと。お金では買えない自信をもてたこと。」などを話しました。
彼女も障害のある子供さんを抱えているので、もう私の話ひとつひとつをしっかりきいて何度も抱き合って、号泣。彼女の友達や周りの人たちも涙、涙。私たちは何度も抱き合いながら、
「本当にあの時に助けてくれたお陰で、これだけ息子が楽しめる人生を送れています。だ
れもまともに文章も話せず、知的障害がある息子が大学に行くなんて誰も思わないし。」
と話しておりました。ワイーナリーの方もなんだかすごく感動してくださり。
みんな試飲しながらうれし涙。私の友だちもみんな涙ぐんでおりました。ワイナリーの方も気前よく、どんどんワインをついでくださいます。
彼女には、
「これからも渡は、1セメスターに普通の子供の半分以下の単位しか取れないので(職業訓練のプログラムがあるため)すごくスローな進みになっているけど、彼が楽しんで彼のペースで大学にいってくれれば、いいんだ。」と話しておりました。

アメリカは多くの社会人も大学に返り咲くことや、技術力がたりないなとおもえば、大学に通う事もあるので、
「みんなそうやって自分のペースで進むんだから、渡はそれでいいのよ。本当にいいお話をシェアしてくれてありがとう。」
と話してくれました。やっぱりお休みとってきてよかった。こういう意味があったのね。お休みには。本当に驚きました。

夕飯はこれを頂き。

おいしかった。
さてホテルにつくと、私だけが、障がい者用の部屋です。他のみんなは普通の部屋、ホテルは満室という訳でもないですし、別にリクエストした訳ではありません。
そーいえば、昔、このホテルに渡と泊まったことがあり、ホテルのフロントで騒ぐ渡をみて

お風呂場が広くて、子供さんが風呂に入りやすい部屋がありますが、そちらに変更しましょうか?

と言われた事があった。それはありがたい。入浴も介護がいりますので、ひろければ入れやすいし。ぜひ。といって部屋を代えてもらった事があったのでした。その時のデータが残ってたとおもわれる。顧客のデータ分析からだ。すごい!ビックデータ万歳。
広い部屋になったので、夜もみんなで私の部屋に集合して買ったワインで飲み会。

Yumiが来てくれて本当によかったー。

といいながら話しておりました。そうすると娘から、渡の状況が携帯にテキストされた。

渡、ピーマン食べたよ。宿題は終わった。お風呂も入って、ご機嫌はすごくいい。

えっえっえ〜!!!!

すごすぎる。私がどれだけ苦労しても食べてもらえなかったピーマン。
お姉ちゃん、すごすぎ。
どうも緑のピーマンは苦みがはしるので、赤を買って来て、ばれないように細かく切って、いれたらしい。パスターソースの中にいれたらしい。次の日は、またピーマンを今度はチャーハンに入れて、出してみたら、ちょっと抵抗したものの、
「昨日もたべたのに。」
とすすめたら、これも完食。やっぱ母親ってずっと一緒にいると駄目です。いると甘えますねー。母がいないので、さすがに歳の近いお姉ちゃんにわがままをいって困らせる事は出来なかった模様。

私のほうは、夜はしんしんと更けて行き、お友達とはつもる話をしながら笑い転げて、本当に楽しい時間を香穂から頂きました。たぶん、1カラットのダイヤよりもこの時間をプレゼントしてもらった方がうれしいとおもう。

私は友達と別れて、サンノゼに戻り無事に出勤。
香穂、ありがとうねー。楽しい時間を過ごせました。

ところで、ご存知の方がいたら教えてください。この葉っぱはなんの木の葉っぱでしょうか?うちの息子の大学のロゴでもあるんですが、何の葉っぱか知らない私。