渡の友達

渡には、自閉症の友達がいます。
彼のお母さんが話してくれたことを書こうと思います。
そのお母さんが、自閉症の息子(11歳)を連れて、近くのスーパーマーケットに行ったとき、
たまたま消防士の人がサンドイッチを買うために制服を着て、レジに並んでいたそうです。
「せっかくのお休み時間なので、子供がヘンなことを話し掛けなければいいんだけど。。」と心の中で思っていたそうですが、自閉症児に通じるわけはなく・・。
さっそくその自閉症の息子さんは、消防士さんを捕まえて、
「あなた、消防士なの?」と聞いたそうです。
あぁあぁ・・。せっかくの休み時間なのに。話し掛けちゃったよ。
と思ったそうですが、
消防士さんは、いやな顔ひとつせず。
「そうだよ、僕は、消防士だよ」とニッコリ笑って答えてくれたそうです。
彼女は、やさしい人でよかった。とほっと胸をなでおろしたのも束の間。
矢継ぎ早に、彼は、
「僕ね、あなたの電話番号しってるよ!911でしょう?」
といったそうな・・・
彼女
「もういやになっちゃう・・・」といってました。
まっ自閉症児をつれて町にでるといろんなことがありますね〜!