脳の中身はどこまで調べられるか?
脳の研究をされている学者や企業はとても多く、今日は、Neuroskyという会社に招待されて、
脳の集中や脳波についてのデモをみてきました。
英語なので、わかりにくいですが、これは、画面に集中して、その集中度があがると、画面が動くというものです。
たとえば、画面の前の箱に集中して、この箱を持ち上げるぞ。と集中が’行われると、持ち上あがってゆくわけです。
現在のところ、一番早いリリースが、ゲーム関係になりそうですが、私がここに呼ばれたのは、
ADD,ADHD,自閉症や医療に関しての情報シェアです。
例えば、うちの渡の場合、自閉症を調べるためにスタンフォード大学につれていったのは
1歳半と、とても小さかったので、脳波を計る全身麻酔には、大変なリスクが伴います。
このような機械(頭につける機械は、小さい)は、お手軽で自宅でも脳波が調べられるので、病院嫌いな子供には、最高です。
麻酔の場合は、いったん麻酔というリスクを子供が受けているわけです。それは、
麻酔で眠らされるというリスクを体内に取り入れてから、脳の情報体外に出す訳です。リスクが高すぎます。
この装置だと、脳波等の情報は、脳波を外に出すためだけの一方通行なので、体に負担がかからない。副作用や危険がないということです。
これがうまくいけば、子供が集中していない時や、何にが起こって集中が掛けているのか等もわかってくるわけですし、現在は、
「悲しい」「楽しい」
の単純な気持ちも脳波からわかるようです。
私も集中して、箱を持ち上げたり、スタウォーズの飛行機を持ち上げたり、画面上で爆発をおこしたりしました。
たしかに集中しないと、持ち上がらない。
結構、貴重な体験をしました。
教育等で使えるであろう話の具体例等を話して、おいしいサンドイッチを頂いて、帰宅しました。
また、いろいろ進んだら、呼んでいただけるようなので、楽しみです。
夏の講演会の時にこれを先生の卵の人たちが、体験するのもおもしろいかな?と思った私でした。