渡の私立の学校見学

ここのところ、落ち込むことが立て続けにあったり、多忙だったりして、まったくブログが上げれずにいました。今日は、私立見学について気がついたことがあったので、
上げていきます。
渡の学校探しで、私立の学校見学を進めている私ですが(別に私立に決めた訳ではない。公立も考えています)
シンシア先生が、
「何でも見るのは、いいこと。見学は大好き。見学はすべき」
といっていた意味がわかりました。
しかし、私立を見学するのには、コツがいります。
まず、電話をして、見学したいということを伝えます。
そうすると、8割方、返事が返ってこないか、学区の紹介状がないと見せれない。といわれます。
まずは、電話が折り返しかかってきて、アポがとれた2割を見学。
次に残った8割をどうやって見るか?ですが、電話で、
「自分で学費を払う意思がある」
「自分が雇った弁護士が、私立を見学しているのを内緒にしろと言っている。」
等の相手が納得しそうな理由を告げます。
学区の紹介状を持っている人は、それでOKですが、うちの学区の場合、
そんなものを書いてくれるほど優しくありません。
(この紹介状は、くせもので、学区に出してくださいと言った瞬間に、学区が構えるので、要注意です)

この電話交渉で、見せてもらえるところは、半分でした。
上記の手続きで、電話したところの6割が見れます。

残り4割。電話では、ラチのあかないところ(返事が返ってこないところ。こういうところは、いいかげんと決め付けないほうがいいです。生徒が殺到しているくらい、いい学校であるということがあります。)
は、どうするか?というと、直接行きます。
「何度も電話したのだけど、返事が返ってこないので、見学の予約を取りに来ました」
と言います。この際に、まちがってもジーパン等で行かないことです。
必ずシーツで行きます。夫婦でいければ、尚可。
そうすると、多くの場合は、
「学区の紹介がないと」
等の言い訳をされますが、上記に書いた相手が納得しそうな理由を考えて告げます。
そうすると、相手が、予約の日付を言ってくれるか、その場で見せてくれるところもあります。
スーツで行く場合は、門前払いもないですし、受け付けの対応もよく、多くの場合、校長先生が出てきてくれます。

さて、見学で必要なものがあります。
これは、子供が、いままで学校でやった物(ファイル)を持参すると話が早いです。
ワークや、課題、読書感想文や、論文、作文、計算問題、工作等です。
ただし、あまりに大量に持参して、たくさん見せようとすると嫌がられるので、学校がファイルを作ってくれる場合は、それを持参し、一番上に、我が子のレベルを示しているな。と思うものを置いておく。
相手が見たい場合は、自ら全てを見てくれます。
今日見た学校は、相手がファイルの2,3枚をみて、
「あっ、渡のレベルは、うちの学校には、合ってないです。」
と、はっきり言われました。
だけど、
「見学は、したいのですが。」
と、お話すると、もちろん!といって、全て見せてくださいました。
身辺自立と行動のプログラムが充実していたこの学校は、子供が学校に入学したら、親の見学は、Welcome。教室の窓は全てマジックミラーになっているので、いつでも親は、邪魔しないで、見学できるそうです。学内に、洗濯や、台所、お菓子を売る場所等があります。
これは、全てセラピストがついて、生徒に教えるそうです、
お菓子は、学校の先生が大量に買ってきて、それを生徒が生徒に安価で売って、お金の計算を学びます。
親が教室に入って、一緒に勉強したい場合もWelcomeだそうです。すばらしい。
「担任の先生との話し合いも、いつでも来てくれれば話しますし。」
と、おっしゃってました。
ファイルを持参していたために、いろいろ話が弾みました。
私立の校長先生は、他の私立のレベルや内情も詳しいので、
推薦校を教えてくださり、
「連絡を取ってみてはいかがでしょうか?」
と言われました。
この私立、北はサンフランシスコから、南は、ギルロイより南から、生徒がくるそうです。
この学校とサンフランシスコの距離は、東京ー小田原ほどです。
親は、みんな学校選びは大変ですね。