子供の心配するのは、親の宿命

先日ニュースをみていたら、特別支援学校の生徒が、先生と交際していた。というのが出ていました。生徒が御母さんに相談して、事件が発覚。先生は、自分の車の中で、生徒と関係と持ったりしていたと。特別支援学校ということは、生徒さんのほうには、障害があったわけです。
これって、交際だったの?と疑いたくなります。


このようなことは、アメリカだったら、重罪です。懲戒免職くらいでは、終わりません。
アメリカでも先日もバークレーか、オークランドのほうで、知的障害のある男の子が、お手洗いで、男の人にレイプされる事件がありました。
こういう話を聞くたびに、私は、とても悲しくなるし、我が子は?と、とても心配になります。トイレなんて、14歳の息子と一緒に入れないし、心配だからと一緒に男子トイレに入って行ったら、私が、逮捕されそうです。


こちらでは、先生が生徒の手を引っ張ったりするだけでも罪になりますし、先生が生徒を触るというのも、あまり見かけません。我が家の渡の場合は、美人を見たら、握手をしたがります。
握手してもらって、仲良くなったら、今度は、
「髪の毛触っていい?」
と聞きます。


今年の夏は、渡は、障害のある人を運搬してくれるタクシーのようなもので、ディケアに通っています。トランジションの練習の一貫です。
もし、タクシーの人が、道に迷って、車が止まって、渡がどこかで、扉を開けて降りちゃって、こういう犯罪に巻き込まれたら?と心配します。
逆に車の運転手が、若くて美人のお姉さんで、渡を連れて帰ってきてくれたときは、思わず
「渡が髪の毛を触りたい。って聞かなかった?」
と心配してしまいます。


子供のことで心配しない親は、いないと思います。どんな子供を授かっても、親は、
「学校で上手くやっていけるだろうか?いじめられないだろうか?友達はできるだろうか?」
と、心配します。大きくなったら、大きくなったで、
「異性に騙されないか?ヘンな人に声を掛けられないか?」
と、心配だらけです。
子育てという事の多くは、心配っていうのがあるんだろうなと認識しました。