渡の歌

渡は、ディケアから、障害者用のタクシーのようなもの"Outreach"に乗って帰ってきます。この車は、本当に時間にルーズなのですが、今日の運転手の人は、丁寧は人で、私が迎えに出ると
「あなたの名前は?」と聞かれて、
「Yumi.渡の母親よ」
というと、渡の受け取り確認をしてから、彼女いわく、
「渡は、帰りの車の中で、ずっと歌っていたわ、それが、全部クリスマスソングだったの。
なんか、私、一足早く、クリスマスソングを独り占めして体験してしまったわ。楽しかった。ありがとう。」
と言われたのですが、そりゃ、さぞかしうるさかったことだろう。決して、美声ではない渡です。
たぶん、車のラジオも切るように渡から、指示されて聞かされたのだろう。けど、こういう風に言ってもらえると、それもまた親ばかな私にとっては、嬉しいことで・・。
ありがとう、Outreachの方!