アメリカのスカラーシップのその後

アメリカの大学では、スカラーシップという制度があります。これは、返却しないでいい奨学金です。詳しくはこちらに掲載されています。香穂の場合、今の大学から、相当額のスカラーシップが出たので、親は楽して大学に通わせています。
けど、この金額、半端なく大きいので、
「さぼっちゃったりしたら、どうなるんだろう・・。」
と思っておりました。


香穂がもらったスカラーシップは、現在専攻している「舞台芸術の勉強」に対して出ています。香穂の大学は、学費が他校と比べて高いため、スカラーシップが他大学よりも出やすいのかもしれません。

私は
スカラーシップをもらった学生が、さぼってたり、成績が落ちたりした時の管理等はどうなってるんだろう?」
と香穂に聞いたことがありました。


そうすると、きのう返事が帰って来て、なんだか、数値が一杯かいてある表の写真が添付されています。なんと、それは、香穂が1週間に授業以外に何時間専門学科にきて、勉強したか?というタイムカードのようなものでした。スカラーシップをもらっている人は記録されるそうです。
「こうやって、舞台芸術で働いてる時間(というか勉強してる。なんだか、実技が多いこの学科は働いているとなるらしい。)というのは、全て記録されて、スカラーシップをだしている元のところへ送られる。」
らしい。相当額のお金を寄付する訳だから、使い道を鮮明にしないと、寄付を切られる可能性があるので、この当たりをクリアーにしているので、スカラーシップをだす金額が多いのでしょう。特に彼女の大学があるマリブは、ハリウッドの俳優達が多く住む場所ですので、そういう人たちが多大なスカラーシップ(出す側からみれば、寄付のようなもの)を大学に送り込んでいることもあります。


見てみると、すごいすごい!1週間に平均して、25時間勉強して(働いて?)います。
よーするに月100時間くらいの専門教科の勉強時間な訳です。(授業時間は含まれない)これにプラス一般科目の勉強が入り、大量の宿題が入ります。アメリカの大学は、すごいぞとは聞いておりました。ここまでとは・・。

会社でたとえると100時間の残業をしているようなもんです。過労死しないか?とも思いますが、好きで勉強している訳だし、舞台芸術が大好きな彼女にとっては、すごくやりがいがあるのでしょう。アメリカの大学ではよくあることのようです。


なので、アメリカの大学進学で、進路をよくわからずに、
「なんとなく、この学科が好きだった・・。ここなら受りそうだな。」
で専攻してしまうと、こんなにハードに勉強するほど好きじゃない。ということもあるので、大変苦しい学生生活になってしまいます。そういう理由からどうかわかりませんが、専攻学科の変更はよくあることのようで、よく耳にします。彼女の通う舞台芸術は特殊なので、学科専攻の変更は、ほとんどないようですが・・。



特に香穂の学科は、他でみるようなダブルメジャー(専攻を同時に2科目取ること。たとえば、メジャーが経済学部で、マイナーは心理学とか・・。)は禁止されているので、なぜだろう?と思っていましたが、これだけ勉強時間が長いと実質無理です。
今は舞台の前になり毎日真夜中12時過ぎに寮に帰るらしく、なんだかハードなエンジニアさんの残業時間を聞いてるような気になりました。すごい大学生活だなー。

けど、私たちが見学した多くの大学が、図書館は24時間開いてるところが多いことからも、どうぞ好きなだけ勉強してください。という体制が整ってるのでしょう。

びっくりしたアメリカの大学生活でした。