すっごいものに出席してしまった

政府関係に提出する企画の会議にでてきました。
サンフランシスコ大学スタンフォード大学の教授陣が参加して作る医療関係のアプリ等の会議です。うちの開発リーダーの技術力とうちの会社が認められた訳です。Voice4uもその技術力として認められた一つです。

今回の司会は今まで多くの事業をたてて成功して来た人です。すごい速度の進行になりました。出席者全員は、常に意見と判断を求められます。多くの事が決まって進んで行きました。彼女の会議をまとめて進める上手さは脅威。日本で働いていた頃に出ていた眠くなった会議っていったいなんだったのだろう?と思いました。

参加した限り、常に判断力と企画力を見られますし、意見とアイデアを絶えず発信して行く感じです。前までは母国語でない言葉で、自分の考えを的確に伝えるということが大変だと思っていましたが、伝えるだけでは終わらないこの会議。
これは、母国語であってもなくても判断力、企画力、その分野の知識がないとあっという間に玉砕します!!はっー。シリコンバレーのすごさを思い知る。とりあえず意見は多く言えたし、何個も企画が認められたのでほっ。けど、予算がないカリフォルニアで、この事業企画が上手く通るかどうか?の心配もありますね。どうなるんでしょうか?これから楽しみです。
この会議の凄かった事は、
「前例がない。」とか「他に誰もやってないので・・・。」なんていうことを言われる事は絶対にない。なので、これだけ大変でも参加してて、すっごく楽しい。意見が通らない場合は、根本的な部分での納得のいく理由が述べられるからです。

最後に司会の彼女から
"Do you have a PHP?"
と聞かれたので、
"Yes, of course!"
と答えたら、開発リーダーが、
「えっ?」と素で日本語で聞いてきました。私も素で
「えっ?彼女が聞いてるのは、あの障害児の親の会のPHPのメンバーシップに加入してるか?っていうことでしょう?私、もちろん入ってるよ!」
「違います、ゆみさん!!そんなことここで聞かないです。政府に提出する書類なので、PhD(博士号)をもっているか?ということです!!!!」
えっーそんなの持ってないよぉぉぉぉ。
私が謝罪し訂正すると、なんと今回のプロジェクトのメンバーで博士号を持ってないのは、私ともう一人。みんな凄すぎるけど、博士号ってさー、回数券じゃないんだから、みんなで持たなくても・・と思った私。
だけど、やっぱり、みんなすごい!!シリコンバレーって博士が多いのねぇ・・。