訓練中の自閉症の渡に差し伸べられる優しい手

現在、渡は自分でレストランで口頭注文の挑戦中。今までは、iPadVoice4uなどアプリをつかって、注文しておりました。そのたびに、レストランの方は、
「Coolね!!」(かっこいいね)
とほめてくれていました。

ところが、最近は、渡も自信をつけたらしく、次のステップである口頭注文に挑戦しています。けど、ウエイトレスの方がまだメニューの説明をしてくださってるのに、突然
「コーラとフレンチフライ」
と言ったりします。そのたびに私はまずは渡にウェイトレスの方はまだ説明してくださってると注意をし、ウエイトレスの方には、
「ごめんなさい。彼は、現在、口頭で注文する練習中なんです。」と謝罪すると、ほとんどの人がにっこり笑って、
「まーったく問題ないわよ。」と私に言ってくださって、
「すばらしいわね。」と渡に対してほめてくれます。
私がごめんなさいと謝罪して説明したあとに、嫌な顔したり驚かれる方には、いまだかつて会った事がありません。
こういうところ、自分も見習いたいなーと思いました。できないことを驚いたり、指摘するんじゃなく、一生懸命挑戦してる人に対して、応援するだけじゃなくて、ほめるってすごいと思う。
見習いたいなーと思った最近の出来事です。