佳境に入る自閉症の息子の大学英語授業

今期は渡は、英語の授業を取っています。しょっぱなから感情の話ばかりで、辟易の渡。けど、教授が今回のチャプターは、渡もやりやすいシステムの話だから。というので、期待して迎えた今回のチャプター。なんとシステムとは古代の中国の結婚のシステムだった。これを中国語でなく、英語でやるのですから難しい。
正座して教授に言いたい。

教授...渡は、数学のシステムは好きだが、結婚のシステムは苦手だよ..

特に渡はディズニーのお姫様の中でムラーンが苦手。長い髪の毛を切り、女性でありながら数千の兵を自分が倒すのですが、紳士になりたい渡としては、女性を戦わせてるというので、もう駄目です。男性失格とでもいいましょうか...。

はぁぁ。さて、これを渡に理解できるようにどうやって説明するか?が問題です。中国史を英語でするっていうのも難しい。興味もないし。そこへお姉ちゃん登場。
「あぁぁ。簡単じゃん」とすらすらと絵を書き始めた。まずは主人公の女性がすごーく綺麗。そこで絵に釘づけの渡。そこから、男性がどんどん言い寄る。
モテる女性の話。結局は渡に似た男性が彼女を射止めるように話して行って、もうむちゃくちゃ興味を持ちます。
それから文章を再度読めと言われるとすらすらと読みます。
理解したらあとは簡単です。次々と問題を解き始めて、無事に終了。

渡の”綺麗な女性好き”を上手く使わなきゃ!とのこと。
お姉ちゃん頑張る。
そんなお姉ちゃんのほうは、先週は1週間、春休み。ゆっくりできるのか?と思いきや、ずーっと絵ばかり書いていた。大量の宿題がでて、
「休みじゃない方がまだ楽だよ。」
らしい。

さらに休みというので、30ページの論文書きまであるらしい。すご過ぎる。まったく休みに見えない。
本当にアメリカの大学ってタフだわ。