渡のおめかしナンパ法

渡の美容院デビューです。お姉ちゃんから「あのさー。その髪型、古くさいから」と言われた渡。私も香穂から

渡が気に入ってる安い床屋で、いつも同じところにいくのはわかるけど、ちょっと最近ひどすぎない?

たしかに。最近、すごく美容師さんの入れ替わりが激しく、余りうまくない人にあたる。とにかく行動が悪い渡が、少しでも早く終えればと思い、昔から通っているお店です。
早く終わらせるために、髪の毛は水をいれたスプレーで寒い日も暑い日もそのままぬらして、カットして、ドライヤーは切った髪の毛を取り除く為に申し訳程度あてるだけです。帰ってすぐに風呂に入るので、これでいいかーと思っていたのですが、たしかに最近、バリカンでさっと切っておしまいで、ひどすぎた。
お姉ちゃんに衝撃指摘をされた渡。自分でGoogle検索し、私達が通う美容院を探し出し、ここにいくと言い始めた。予約もオンラインでできると頑に言う。
いつも私達が行くところはここ→Saga Hair salon

実は私と香穂は非常に髪の毛が多く、髪の毛1本、1本に各自の意思があるのでは?というくらいはねやすい。なので、美容師さんの腕がすぐに反映されてしまうのです。私はショートにすると、本当に腕がいい美容師さんじゃないと、歌舞伎の獅子のように髪の毛が完全に広がってしまう。こんな感じ。

いやー、ここまで渡に明確に行動されると、たしかに断れない。すぐにオンラインで予約をいれました。

明日は、カットと盛り上がる渡。どうもディズニーランドのお姫様に会うので、かっこ良くしたかったらしい。
昼間に旅行の用意をし、夕方のカットを覚えていたのですが、ここでお姉ちゃんからファイナルの件で、驚くニュースが私の携帯に飛び込んできた(この事は、明日のブログにでも)
その話を聞いているうちに、すっかり渡のカットを忘れてしまった私。余に驚いた訳です。

そこからまったくカットのことをはなさなくなった私に不安を感じた渡が、30分前に

Hair cut.
Saga Hair salon.

と言い始めた、すごーGoogleカレンダーのリマインダー機能みたいだ(笑)まあ、ここでどれだけお姫様に会うためのカットに力を入れているか?が解りますが。

あわてて準備をして連れて行きました。

ご本人は、サイトで見ているので、母子でカットができる部屋にテレビがあることをしっていたので、走って無言でその部屋に乱入。

テレビみていた子供達、どんびき。みたいな。ごめんねー。
すぐに私に怒られる渡。
順番がきて、いつも切ってもらっているYukiさんが、いろいろ聞いてくださいました。どういうカットがいいですか?と聞かれたのですが、実は私も自分のカットのリクエストはいつも余りないので、(お上手なのでおまかせです)わからない。さらに、渡がいやがる事はなにか?とか、細かく聞いて頂いて、ありがたい限り。

  • とにかく、耳にかかるのが嫌な事。
  • ディズニーランドの御姫様に会うので、かっこ良くしてほしい事。
  • 頭頂部の髪の毛が切りすぎて毎回おかしく感じる事。

などをいうと、担当の方に詳しく、どのように切るか説明してくださいました。ほとんど会議です。
渡はそれを真剣に聞いて

ハンサムになりたい。

と、ひとつだけのリクエストをしっかり伝える。いやー、それは、製造元にクレームする話で、美容師さんに言っても無理。
結局、てっぺんは、空いて軽くし、最後はきちんと切る事が決定。その他にも細かい事がきまりました。すごー。
いい子で切られていて、カットがおわるとシャンプー。実は、私はこれが渡はできないだろうと思っていたので、美容院に渡をつれてきませんでした。
けど、渡はお気に入りで、この時に顔にタオルをのせる。とか言い、(どうもGoogleで検索していた模様)いやーそれはしないから、安心して。
と話しておりました。
このシャンプーは、渡は気に入ったらしく、終始笑いっ放し。さらに、歌まで歌いだす始末。これはすぐに私から指摘されてやめましたが。こんな感じでシャンプーされてました。

ドライヤーで綺麗にセットしてもらい、さらにWAXまでかけていただきました。
そうするとそれなりに渡でも見れるようになった。

お姫様達(←必ず複数形)が僕のことを好き.

と何度も言い、鏡を見て大満足の渡。Yukiさんとカットしていただいた方にお礼をいって、もどってきた香穂に会いに会社へ。
開発リーダーにも

あっ!かっこ良くなったねぇ、随分ちがいますねぇ。

と言われて、大喜び。香穂にも

ね!やっぱ、全然違うよ
このほうがいい。

といわれて、喜んでおりました。渡の美容院デビューは無事に完了。お姫様のナンパの準備は完璧です。
あとは、明日から旅行に行くだけです。さて、運転、がんばるぞー。