アメリカの高校卒業時のお礼参りは、こんな感じ!

香穂のアメリカでの高校生活は、残すところあと2週間になりました。
香穂は高校4年生(シニア=Senior)と呼ばれる学年です。
アメリカは、高校のお礼参りっていうのがないから、いいよねー。
先生も怯えずにすむよねー。」
と言ったら
「ゆみちゃん、アメリカでもお礼参りはある。それは、英語で"Senior Prank"と言う。」
と言い出しました。



香穂の話はこうです。
香穂が通う学校は、住所は、Saratogaといわれる高級住宅街のある街になります。
そのせいか、治安がいいために、きちんとした校門のようなものもなく、誰でも24時間はいろうと思えば入れる形になっています。
アメリカの高校っていうのは、警察はどんどん介入してきますので、学内の喧嘩というのがおこってもすぐに生徒指導の先生と警察が飛んでくるので、はでな喧嘩等はないそうです。
特に香穂の通う学校は、大通りに2本に面しているために、自転車と車の接触事故が起りやすく、警察は、朝と帰宅時には、必ずおります。
なので、警察につかまるようなお礼参りはしないそうで、特に、先生に暴力をふるったりすると罪が大きいそうです。



本題の
「では、どういうSenior Prankが行われるのか?」
ですが、日本のようにガラスを割るとか、そういうのは、ないそうです。これをすると、徹底的に犯人をしらべあげて、必ず弁償させられるからだそうです。お金に対しては、公立の高校生は結構敏感!と香穂はいっておりました。
いままで起ったSenior Prankは、

1.誰もいない学校に忍び込み、警報機を引っ張って、消防車、警察全てを呼ぶ。
2.ドッチボールコートや運動会に使う白いチョークのような粉をつかって、好きな女の子の名前をグランドいっぱいに書く.
3.白いチョークのような粉をつかって、ミステリーサークルを作る(←これは企画時点で、先生にバレて玉砕)
ミステリーサークルってこんなもの。

4.ロッカーへのいたずら

だそうです。

ちなみこのチョークのいたずらや、ロッカーのいたずらは、先生がみんなで綺麗に消したり、なくしたりするそうです。だから、先生へのお礼参りって言われるんだと話しておりました。

アメリカのお礼参りって、なんか、かわいい・・。